SIerの型(提案力向上)
構想提案の注意点
- 構想提案は製造業様にわかりやすい資料を提供しましょう。
- ! 機械図面だけでは理解されません。
- 前後工程や作業者との関係性を分かりやすく説明文(文字)で示しましょう。
- この装置によってどの様なメリットが出るか具体的に示します。
- ! 省人化5名→0名、生産量5,000ロット→1万ロットなどのメリットの記載をします。さらに設備投資の減価償却などコストまで説明するとわかりやすいです。
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例: 1,000万円の見積の場合、2名分の人件費削減として200万円×5年で償却。
6年後200万円の経費削減が見込める…など。
- 機械装置の性能・機能範囲を明確化しましょう。
- ! 要求仕様範囲を満足しているか明記しましょう。
- 最初の構想提案は広く・柔軟にいくつかの案から絞り込んでいきましょう。
- ! 顧客も悩んでいるため要求が定まっていないことが多いです。
構想提案の書き方(例)
・構想提案は簡潔に記載し、目標値や性能範囲は具体化します。
・図面は製造業側にわかりやすいか気を配り、前後工程や設備・環境もしめしましょう。
見積りの出し方(例)
・見積は初期費用(設計費など)と製造費、現地調整費を分けてだすと装置そのものの価格がわかり、2代目以降の価格が見えて製造業の方も導入コストの負担が理解しやすいです。
・あくまで概算コストを出しましょう。できればコスト範囲としてXXXX万円~XXXX万円。など。


